VoltAgent

AI Agent Engineering Platform — TypeScript フレームワークと VoltOps Console

1 — 概要
@voltagent/core MIT pnpm / Lerna Node 20+

VoltAgent は、エージェントをコードで組み立てて本番運用までつなぐためのプラットフォーム。大きく オープンソースの TypeScript フレームワーク と VoltOps Console(クラウド / セルフホスト)の2つで構成される。

フレームワーク側ではメモリ・RAG・ガードレール・ツール・MCP・Voice・ワークフローなどを型付きで扱う。VoltOps 側ではトレース、ログ、デプロイ、Eval、プロンプト管理など運用面をカバーする。

2主軸(OSS / VoltOps)
33packages ディレクトリ
MCPdocs サーバあり
3141デフォルト HTTP 例
解説の元: ローカルミラー repos/voltagent の README・docs/structure.md。公式の最新仕様は voltagent.dev/docs を参照。
2 — 全体構造

アプリは @voltagent/core 等でエージェントとサーバを起動する。VoltOps Console に接続すると実行の可視化やワークフロー実行 UI などが利用できる想定。

flowchart TB
  subgraph dev["開発者アプリ"]
    A[VoltAgent + Hono 等]
  end
  subgraph oss["OSS フレームワーク"]
    B["@voltagent/core"]
    C[ワークフロー・ツール・MCP・メモリ]
  end
  subgraph vo["VoltOps Console"]
    D[トレース・ログ・Eval]
    E[デプロイ・ガードレール・RAG UI]
  end
  A --> B
  B --> C
  A --> D
  D --> E
3 — フレームワークの主な機能
領域 内容
エージェント 型付きロール・ツール・モデルプロバイダを @voltagent/core に集約
ワークフロー 宣言的なマルチステップ自動化(createWorkflowChain など)
マルチエージェント スーパーバイザとサブエージェントのルーティング
ツール / MCP Zod 型ツールと MCP サーバ連携
LLM OpenAI / Anthropic / Google 等を設定で切り替え
メモリ・RAG 永続メモリアダプタ、Retriever、ナレッジベース連携
ストリーミング 中断後再開可能なストリーム
Voice / Guardrails / Evals 音声入出力、入出力検証、評価スイート

MCP ドキュメントサーバ

モノレポでは packages/docs-mcp(npm 名 @voltagent/docs-mcp)。Claude / Cursor / Windsurf 等からドキュメント・例・changelog を参照させられる。README では @voltagent/mcp-docs-server と書かれることもある。セットアップは 公式ドキュメント。

4 — クイックスタート

CLI でプロジェクトを生成し、src/index.ts にエージェントと src/workflows/index.ts のワークフロー例が入る。

npm create voltagent-app@latest
cd <project>
npm run dev

起動後、ターミナルに表示される VoltOps Console の URL からエージェントを確認・チャットできる(README の手順)。デフォルトの HTTP ポートは 3141。

5 — ワークフロー例

スターターには expenseApprovalWorkflow が含まれる。一定額以上は suspend で人間承認を待ち、resumeData で再開するパターンを示す。

VoltOps から試す: サーバ起動後、Workflows から該当ワークフローを Run し、JSON 入力で実行できる(README 記載の手順)。
6 — モノレポ構成(抜粋)

docs/structure.md より。pnpm workspaces + Lerna。公開パッケージは @voltagent/* 命名が中心。

ディレクトリ / パッケージ 役割
packages/core エージェント編成、メモリ、ツール、観測性の中核
packages/server-hono Hono ベースの HTTP API / サーバ実装
packages/server-core サーバ共通ハンドラ・スキーマ
packages/create-voltagent-app プロジェクト初期化
packages/cli スキャフォールド・管理用 CLI
packages/docs-mcp ドキュメント用 MCP
packages/libsql / postgres / supabase ストレージ・DB 連携
packages/rag / voice / evals RAG、音声、評価
examples/ with-* 命名の統合例
website/ Docusaurus のドキュメントサイト
7 — VoltOps Console

LLM オブザーバビリティ、自動化、デプロイをまとめたコンソール。README では次のような領域が紹介されている。

  • 実行トレースとパフォーマンス指標
  • ダッシュボード・ログ・メモリの閲覧
  • プロンプトビルダ、デプロイ(GitHub 連携など)
  • トリガーとアクション、監視、ガードレール、Eval、RAG

デモ: console.voltagent.dev/demo。ドキュメント: VoltOps Docs。