Waza

tw93/Waza — Engineering habits you already know, turned into skills AI agents can run.

1 — 概要

Waza(技)は、エンジニアがすでに持っている習慣を 8 つの Skill に束ねたオープンソースのコレクション。モデルの出力を「たくさん書かせる」のではなく、目的と制約をはっきりさせて精度を上げることを狙う。

作者が位置づける三部作のひとつとして、Kaku(書く・コード)、Waza(技・習慣)、Kami(紙・ドキュメント)が並ぶ関係になっている。

Claude Code Codex OpenCode Pi Desktop ZIP MIT

各 Skill は SKILL.md・参照資料・補助スクリプトを持つ。目標と制約だけを渡し、細かい手順で天井を作らない設計。起動時は check-update.sh で新バージョンを非ブロッキング通知できる。

8Slash / Skill
RESOLVER集中インデックス
verifyスクリプト検証
Chain手動トリガ
2 — 8 スキル
コマンドいつ役割(要約)
/think新規設計・判断の前問題を詰め、設計を圧力テストし、別エージェントが実装できる決定完了プランを出す。
/designフロント UIスクリーンショット駆動の美的反復を含み、中途半端なデフォルトではなく方向性のある UI を出す。
/checkタスク後・マージ前差分レビュー、プロジェクトの公開コンテキストからの制約抽出、リリースや issue 対応などの承認済みフォローを証拠付きで検証。
/huntバグ・回帰修正の前に根本原因を確認する体系的デバッグ。
/write文章中英のプロズを自然な語り口に整え、硬い AI 調を削る。
/learn未知ドメイン収集・咀嚼・アウトライン・肉付け・推敲・自己レビューまでの 6 フェーズ研究。
/readURL / PDFプラットフォーム別ルーティング。通常は簡潔な要約、変換・引用・保存・下流利用の依頼時は Markdown 出力。
/healthエージェント健全性Codex / Claude Code / Pi の設定、検証出力、AI 保守性を予算付きサマリのあと深掘り監査。

think と design が「着手前」の軸。UI 話題は design を優先。

check がレビュー・リリース・トリアージを包含。コードが壊れている話ではなく「仕上げ」の入口。

hunt は現象ベース、health はツールチェーンまわりの異常。

3 — ルーティング(RESOLVER)

公式の skills/RESOLVER.md は「どのトリガがどの Skill に落ちるか」の集中表と、複数候補があるときの優先ルールをまとめている。

  • 具体性優先: UI の話なら think より design。
  • URL: まず read で Markdown 化し、要約や長文研究なら続けて learn など。
  • 「見て」系: コードが届いた/PR 段階なら check。エラー・挙動おかしいなら hunt。
  • ツール異常 vs コード異常: Hook や MCP が怪しいなら health。
出力マーカー: すべての Skill が先頭行にインラインで 🥷 を付ける共通規約があり、検証スクリプトもこれをチェックする。
4 — インストールと更新
npx skills add tw93/Waza -a claude-code -g -y

個別 Skill は --skill think など。Marketplace は /plugin marketplace add tw93/Waza(単体プラグインは v2.1.143+)。

npx skills add tw93/Waza -a codex -g -y
npx skills add tw93/Waza -a opencode -g -y
npx skills add tw93/Waza -a antigravity -g -y
npx skills add tw93/Waza -a antigravity-cli -g -y
pi install npm:@tw93/waza
  • Desktop: Releases の waza.zip を Customize → Skills から登録。
  • 更新: npx skills update -g -y、pi update npm:@tw93/waza、または marketplace / ZIP の差し替え。
5 — 連鎖ワークフロー

Skill はタスク完了で止まり、次はユーザが明示的に選ぶ。README が挙げる代表的な鎖は次のとおり。

目的例(矢印は人手の合図)
機能設計からマージまでthink → 承認 → 実装 → check → マージ
修正の shiphunt → 修正 → check → リリース/push フォロー
調査と文章化read → learn → write
デバッグ検証hunt → 修正 → check
6 — 設計メモ(リポジトリ側)

判断や文脈適応が要るものは Skill。同じ入力で常に同じ出力なら script や rule。verify-skills.sh や rules/*.md が決定性側。

ルールを増やすほどモデルの上限も下がる、という作者の立場。各 Skill はゴールと重要な制約だけを置き、あとはモデルに任せる。300+ セッション・7 プロジェクト由来の gotcha が参照に落ちている。

7 — オプション(Statusline / Rules)

Claude Code 向けにコンテキスト窓・5 時間枠・7 日枠をコンパクト表示。Codex は config.toml の status_line で同等項目を設定できる。

curl -sL https://github.com/tw93/Waza/releases/latest/download/setup-statusline.sh | bash

英語プロンプトの誤りだけ短い添削を末尾に付けるオプションルール(中国語のみは対象外)。

curl -sL https://github.com/tw93/Waza/releases/latest/download/setup-rule.sh | bash -s -- english claude-code

常時オンの横断ガード: 読まずに動かない、幻のパス、スコープクリープ、不要な要約を抑止。

curl -sL https://github.com/tw93/Waza/releases/latest/download/setup-rule.sh | bash -s -- anti-patterns claude-code

description だけでは Skill を選びにくいホスト向け。Codex / Pi などで Waza スキルへのポインタを置く(Claude Code では任意)。

curl -sL https://github.com/tw93/Waza/releases/latest/download/setup-rule.sh | bash -s -- waza-routing claude-code

check は対象リポジトリの README・マニフェスト・CI・ユーザー指示からコマンドとハードストップを抽出。公開ドキュメントに資格情報や個人マシン固有パスを載せない方針。

このページは公開リポジトリの README と AGENTS.md、および skills/RESOLVER.md の要点を再構成した。