Ruflo

ruvnet/claude-flow(Ruflo / 旧 Claude Flow)。Claude Code のエージェントを「単発で動かす」から「チームとして回す」へ近づけるためのオーケストレーション層。README と公開ツリーから要約したビジュアル解説。

1 — 概要
100+
specialized agents
32+21
plugins(native + npm)
WASM
Rust カーネル
Federation
マシン横断

Claude Code 単体だと起きやすいこと。対話はできるが、複数エージェントの分担・合意・再開は人間かプロンプト任せになりがち。セッションをまたいだ記憶の再利用、別マシン/別チームとの安全な連携、セキュリティ・コスト・観測を同じ枠で扱う、といった「運用の神経」は薄くなりやすい。

Ruflo が足すもの(一言で)。エージェントをルータとスウォームで束ね、ベクトル記憶と学習ループで「うまくいったやり方」を残し、必要なら連邦で信頼境界をまたいで協調し、ポリシー・埋め込み・証明系はRust/WASM側に寄せる——という協調用の下回り。あなたはコードを書き続け、裏でルーティングと調整が走る、という README の約束に近い。

万能の「自律 AGI」ではなく、エンジニアリングワークを複数エージェントで回すときの摩擦を減らすスタック、と読むと理解しやすい。

Ruflo(旧称 Claude Flow)は、上の「協調用の下回り」を Claude Code に載せる OSS スタック。具体的にはスウォーム、学習、セッション横断の記憶、連邦、各種プラグインをフックで束ねる。

ポリシー・埋め込み・証明系などは Rust で書かれた WASM カーネルが担当する、という位置づけが README で強調されている。init 後は通常どおり Claude Code でコードを書き、フックがタスクのルーティング・成功パターンからの学習・エージェント調整をバックグラウンドで担う、と説明されている(README では多数の MCP/CLI を逐一覚えなくてよい、という導線)。

Entry
CLI / MCP / Claude Code プラグイン
Router → Swarm → Agents
タスク分解と並列エージェント
Memory + Learning
成功パターンの取り込みと検索
LLM Providers
外部モデル API へのルーティング
名前の由来(README 抜粋): 「Ru」は作者の「Ruv」、「flo」は flow。フロー状態と Rust 基盤を掛け合わせたブランド。
2 — データの流れ

README に掲載の ASCII 図を Mermaid に再構成したもの。学習ループは Router 側へのフィードバックとして表現している。

flowchart TD
  U[User] --> R[Ruflo(CLI/MCP)]
  R --> Rt[Router]
  Rt --> S[Swarm]
  S --> A[Agents]
  A --> M[Memory]
  A --> L[LLM Providers]
  M --> L
  A -.->|Learning loop| Rt
3 — プラグイン群

マーケットプレイス ruvnet/ruflo から個別インストールするモジュラー設計。32 件は README の「All 32 plugins」見出しに対応。全名は上流 README の表を参照。

カテゴリ代表プラグイン役割の目安
Core & Orchestrationruflo-core, ruflo-swarm, ruflo-autopilot, ruflo-loop-workers, ruflo-workflows, ruflo-federation基盤・スウォーム・自律ループ・スケジュール・ワークフロー・連邦
Memory & Knowledgeruflo-agentdb, ruflo-rag-memory, ruflo-rvf, ruflo-ruvector, ruflo-knowledge-graphベクトル記憶、ハイブリッド検索、セッション復元、GPU 検索系、グラフ
Intelligence & Learningruflo-intelligence, ruflo-daa, ruflo-ruvllm, ruflo-goals成功からの学習、動的挙動、ローカル LLM ルーティング、目標分解
Code Quality & Testingruflo-testgen, ruflo-browser, ruflo-jujutsu, ruflo-docsテスト生成、Playwright、diff リスク、ドキュメント自動化
Security & Complianceruflo-security-audit, ruflo-aidefenceCVE スキャン、プロンプト防御・PII 検知など
Architecture & Methodologyruflo-adr, ruflo-ddd, ruflo-sparcADR、DDD スキャフォールド、5 フェーズ開発
DevOps & Observabilityruflo-migrations, ruflo-observability, ruflo-cost-trackerDB マイグレーション、ログ/トレース/メトリクス、トークン課金
Extensibilityruflo-wasm, ruflo-plugin-creatorWASM サンドボックス、自作プラグインの足場
Domain-Specificruflo-iot-cognitum, ruflo-neural-trader, ruflo-market-dataIoT、トレーディング、市場データ取り込み
4 — クイックスタート

README のコマンドをそのまま掲載。環境に合わせてプラグインの組み合わせを選ぶ。

Claude Code /plugin
# Add the marketplace
/plugin marketplace add ruvnet/ruflo

# Install core + any plugins you need
/plugin install ruflo-core@ruflo
/plugin install ruflo-swarm@ruflo
/plugin install ruflo-autopilot@ruflo
/plugin install ruflo-federation@ruflo

README ではプラグインの次に、シェル経由の init と Claude Code への MCP 登録が併記されている。

install / init
curl -fsSL https://cdn.jsdelivr.net/gh/ruvnet/ruflo@main/scripts/install.sh | bash
# または
npx ruflo@latest init --wizard
claude mcp add
claude mcp add ruflo -- npx -y @claude-flow/cli@latest

README のバッジより: flo.ruv.io(マルチモデル+MCP・ブラウザ内 WASM ギャラリーの UI ベータ)、goal.ruv.io(GOAP 系ゴールプランナー)、Live Agents。

5 — リポジトリ構成(要約)

GitHub 上のソースツリーと README から要約。npm パッケージ名は package.json 上 claude-flow、表示名・README は Ruflo。

パス内容の目安
agents/YAML 定義のアーキテクト・コーダー・レビュアー等
bin/CLI エントリ(cli.js 等。package.json の bin は claude-flow)
docs/リポジトリ内ドキュメント(ADR へのリンク例は README に記載)
scripts/インストール等(README の one-line curl が参照)
plugin/配布用プラグインパッケージの束ね
plugins/ruflo-* 各プラグインのソース
ruflo/Web UI(Ruvocal)などサブプロジェクト(README は ruflo/src/ruvocal/ を言及)
v2/ / v3/世代別の大きなサブツリー(CLI 共有物・Goal UI 等)
tests/RVF・統合テスト等
.claude/, .claude-plugin/Claude Code 向け設定・マーケットメタデータ
6 — 参照
参照先 内容
ruvnet/claude-flow メインリポジトリ(README、バッジ、プラグイン一覧の一次情報)。
ruvnet/ruflo Claude Code マーケットプレイス ID(/plugin marketplace add の引数)。
flo.ruv.io Web UI ベータ(README バッジより)。

解説は公開 README とスキャン要約に基づく。バージョンやプラグイン一覧は上流の変更に追随しうる。