Rowboat
Open-source AI coworker — work をナレッジグラフにし、それを手がかりに行動する
位置づけ
Rowboat は、メールや会議メモと接続し、長寿命のナレッジグラフをローカルに蓄え、その文脈でミート準備・メール下書き・スライド生成などを支援する ローカルファーストの AI コワーカー(Electron デスクトップアプリが中心)。データは プレーン Markdown とバックリンクで保持され、Obsidian 互換の保管形式を採用する。
Local-firstデータは自機の Vault
Markdown透明な作業記憶
MCP外部ツール接続
BYOMモデルは差し替え可
検索型との違い: 都度トランスクリプトを探すのではなく、関係・決定・コミットメントがグラフとして積み上がり、ユーザーがノートを直接編集できる点が README で強調されている。
取り込み → グラフ → 行動
連携ソースから同期された情報が Vault 内のノート・リンクとして蓄積され、アシスタントがブリーフ作成や資料生成に利用する、というパイプラインを概念的に示す。
flowchart LR
subgraph in["取り込み"]
A["Gmail / Calendar"]
B["会議メモ / Fireflies"]
end
C["Vault / ナレッジグラフ"]
subgraph out["出力"]
D["ミート準備・下書き・PDF など"]
end
in --> C
C --> out
リポジトリ内の主なアプリ
開発者向けコンテキスト(CLAUDE.md)に基づく。デスクトップは apps/x の Electron ネストワークスペースが現行の焦点。
| パス | 役割 |
|---|---|
apps/x | Electron デスクトップ(main / renderer / preload + packages/core 等) |
apps/rowboat | Next.js ウェブダッシュボード |
apps/rowboatx | Next.js フロントエンド |
apps/cli | CLI |
apps/python-sdk | Python SDK |
apps/docs | ドキュメントサイト |
Electron 側のビルド順(依存関係)
shared → core → preload / renderer → main。ワークスペースのシンボリックリンク対策でメインは esbuild 単一バンドルにまとめる、と CLAUDE.md に記載がある。
Vault と Live notes
- Obsidian 互換: バックリンク付き Markdown の Vault が「透明な作業記憶」として機能する。
- Live notes: ノート上で
@rowboatを指定すると、トピックや人物などを横断して自動更新されるライブノートを作れる(README)。 - 編集可能性: モデル内部に隠れたコンテキストではなく、ユーザーがファイルとして検査・編集できる。
モデル設定(開発者向け)
単一プロバイダの例として ~/.rowboat/config/models.json に provider / model を置く形式が CLAUDE.md に示されている。
データソース(README 抜粋)
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| メール | Gmail |
| カレンダー | Google Calendar |
| 会議 | Rowboat 会議メモ または Fireflies |
| その他 | Composio 経由のプロダクト連携ライブラリ |
Google 連携の手順はリポジトリ内の google-setup.md を参照。
MCP とモデル
- MCP: Model Context Protocol で検索・DB・CRM・Slack / GitHub など外部ツールを接続可能(README の例)。
- モデル: Ollama / LM Studio などローカル、またはホスト型 API(独自キー)に対応。Vault はローカルに残る。
API キー(README)
音声入力(Deepgram)、音声出力(ElevenLabs)、Web 検索(Exa)、Composio などは任意。~/.rowboat/config/ 配下の JSON に apiKey を置く形式が共通。
{
"apiKey": "<key>"
}
公式・入手
- GitHub: rowboatlabs/rowboat — 本解説のソース
- Rowboat Labs — 製品サイト
- Releases — Mac / Windows / Linux ビルド