Rowboat

Open-source AI coworker — work をナレッジグラフにし、それを手がかりに行動する

1 — 概要

Rowboat は、メールや会議メモと接続し、長寿命のナレッジグラフをローカルに蓄え、その文脈でミート準備・メール下書き・スライド生成などを支援する ローカルファーストの AI コワーカー(Electron デスクトップアプリが中心)。データは プレーン Markdown とバックリンクで保持され、Obsidian 互換の保管形式を採用する。

Local-firstデータは自機の Vault
Markdown透明な作業記憶
MCP外部ツール接続
BYOMモデルは差し替え可
検索型との違い: 都度トランスクリプトを探すのではなく、関係・決定・コミットメントがグラフとして積み上がり、ユーザーがノートを直接編集できる点が README で強調されている。
2 — データの流れ

連携ソースから同期された情報が Vault 内のノート・リンクとして蓄積され、アシスタントがブリーフ作成や資料生成に利用する、というパイプラインを概念的に示す。

flowchart LR subgraph in["取り込み"] A["Gmail / Calendar"] B["会議メモ / Fireflies"] end C["Vault / ナレッジグラフ"] subgraph out["出力"] D["ミート準備・下書き・PDF など"] end in --> C C --> out
3 — モノレポ構成

開発者向けコンテキスト(CLAUDE.md)に基づく。デスクトップは apps/x の Electron ネストワークスペースが現行の焦点。

パス役割
apps/xElectron デスクトップ(main / renderer / preload + packages/core 等)
apps/rowboatNext.js ウェブダッシュボード
apps/rowboatxNext.js フロントエンド
apps/cliCLI
apps/python-sdkPython SDK
apps/docsドキュメントサイト

Electron 側のビルド順(依存関係)

shared → core → preload / renderer → main。ワークスペースのシンボリックリンク対策でメインは esbuild 単一バンドルにまとめる、と CLAUDE.md に記載がある。

4 — メモリとグラフ
  • Obsidian 互換: バックリンク付き Markdown の Vault が「透明な作業記憶」として機能する。
  • Live notes: ノート上で @rowboat を指定すると、トピックや人物などを横断して自動更新されるライブノートを作れる(README)。
  • 編集可能性: モデル内部に隠れたコンテキストではなく、ユーザーがファイルとして検査・編集できる。

単一プロバイダの例として ~/.rowboat/config/models.json に provider / model を置く形式が CLAUDE.md に示されている。

5 — 連携
種別内容
メールGmail
カレンダーGoogle Calendar
会議Rowboat 会議メモ または Fireflies
その他Composio 経由のプロダクト連携ライブラリ

Google 連携の手順はリポジトリ内の google-setup.md を参照。

6 — 拡張
  • MCP: Model Context Protocol で検索・DB・CRM・Slack / GitHub など外部ツールを接続可能(README の例)。
  • モデル: Ollama / LM Studio などローカル、またはホスト型 API(独自キー)に対応。Vault はローカルに残る。
7 — 任意設定

音声入力(Deepgram)、音声出力(ElevenLabs)、Web 検索(Exa)、Composio などは任意。~/.rowboat/config/ 配下の JSON に apiKey を置く形式が共通。

{
  "apiKey": "<key>"
}