Manifest
Affordable Personal AI — mnfst/manifest の技術整理
Manifest は、OpenClaw や Hermes などのパーソナル AI エージェントと LLM プロバイダの間に置くスマートモデルルーター。各リクエストをスコアリングし、扱える範囲で最も安いモデルへ振り分ける。単純な質問は高速・低コスト、難しい推論は上位ティアへ。失敗時は自動フォールバック、予算上限の設定も可能。ライセンスは MIT、ソースは公開されている。
manifest npm パッケージは非推奨。
ビルドは Turborepo と npm workspaces。ローカル開発は sql.js(WASM SQLite)をバックエンドに、クラウドは PostgreSQL と認可ガードが分岐する、という説明が CONTRIBUTING にある。
| パッケージ | 役割 |
|---|---|
packages/shared | 共有型・定数(エージェント種別など) |
packages/backend | NestJS 11・TypeORM・プロキシ・ルーティング・分析 |
packages/frontend | SolidJS・Vite・uPlot のダッシュボード |
packages/manifest | Docker 向けバージョン番号の正(コード本体は backend / frontend) |
packages/openclaw-plugins | OpenClaw 連携用のプラグイン置き場 |
manifest/auto へのリクエストは、README の説明では 23 次元のスコアアルゴリズムで評価され、ティア(simple / standard / complex / reasoning など)を決めてから、接続済みプロバイダの中から最適なモデルへ送る。トークン・コスト・モデル名・所要時間は記録され、ダッシュボードで可視化される。
flowchart TD A["AI Agent"] --> B["Manifest /v1"] B --> C["23-dim score"] C --> D["Tier selection"] D --> E["Provider + model"] E --> F["Metrics to dashboard"]
公式 README のワンライナー。compose を取得しシークレットを生成してスタックを起動する。初回アカウントが管理者になる。
bash <(curl -sSL https://raw.githubusercontent.com/mnfst/manifest/main/docker/install.sh)
起動後は http://localhost:3001(README 記載)でサインアップ。詳細はリポジトリ内 docker/DOCKER_README.md。
| 観点 | Manifest | OpenRouter |
|---|---|---|
| 想定ユースケース | パーソナル AI エージェントとコンシューマ向けアプリ | エンタープライズ API トラフィック |
| アーキテクチャ | ローカル。自分のリクエストとプロバイダ | クラウドプロキシ。トラフィックが相手サーバを経由 |
| コスト | 無料(セルフホスト) | API コールごとに 5% 手数料 |
| ソース | MIT・完全オープン | 非公開 |
| データ | クラウドはメタデータのみ、または完全ローカル | プロンプトと応答が第三者を通過 |
| 透明性 | スコア理由を確認可能 | ルーティング判断の可視性なし |
| 制御 | ティアごとにモデルと最大 5 段フォールバックを定義可能 | フラットなフォールバック一覧か不透明な自動ルーティング |
300+ モデルに対応し、API キーまたは既存の定額サブスクリプション経由で接続できる旨が README にある。以下は表の一部。
| プロバイダ | API キー | サブスク |
|---|---|---|
| OpenAI | あり | ChatGPT Plus / Pro / Team |
| Anthropic | あり | Claude Max / Pro |
| Google Gemini | あり | — |
| OpenRouter | あり | — |
| Ollama | ローカル | Ollama Cloud |
| Custom(OpenAI 互換) | あり | — |
解説元: ローカル repos/manifest(README / CONTRIBUTING / package.json)