holaOS

Open Agent Computer · holaboss-ai/holaOS · TypeScript / Electron

1 — 概要

holaOS は、デジタル作業を人間と AI エージェントが同じブラウザ・ファイル・アプリ上で分担するためのオープンソース環境。メモリ・実行・ゴールを一つのワークスペースに閉じ、文脈が毎回リセットされない「共有コンピュータ」として設計されている。

Node 24推奨ランタイム
Electronデスクトップ
TSランタイム実装
MITライセンス
プラットフォーム: 公式 README では macOS が主対象とされ、Windows / Linux は進行中として位置付けられている。詳細は GitHub リポジトリ のバッジとドキュメントを参照。
2 — システム構成

ユーザーが触れる Electron デスクトップが、ローカルの api-server と対話し、エージェント実行は harness-host と harnesses 経由でツール・スキルに接続する。ワークスペース状態は state-store 側で永続化される想定の分割になっている。

flowchart TD subgraph desk["デスクトップ層"] UI["Electron + Vite UI"] end subgraph rt["ランタイム層"] API["api-server\nHTTP / WS"] HH["harness-host"] HS["harnesses\nツール・スキル"] SS["state-store"] end subgraph dev["開発者向け"] SDK["sdk/\nクライアント"] end UI --> API API --> HH HH --> HS API --> SS SDK --> API
3 — モノレポの主なディレクトリ

リポジトリは npm workspaces 風の複数パッケージで構成される。以下は README とディレクトリ構造から抽出した読み取り用の要約(パスはリポジトリルートからの相対表記)。

領域代表パス役割
デスクトップdesktop/Electron メインプロセス、ブラウザペイン、オンボーディング UI、package.json ベースのフロントエンド。
ランタイム APIruntime/api-server/セッション、メモリ、統合、キュー、画像生成などアプリとエージェントのオーケストレーション中心。
ハーネスruntime/harness-host/ · runtime/harnesses/エージェント実行ホストと、ブラウザツール・MCP・スキルポリシーなどの能力実装。
状態runtime/state-store/永続ストア・マイグレーション・CLI デバッグ用エントリ。
SDKsdk/app-sdk/ · sdk/bridge/ · sdk/runtime-client/型付きクライアント、ブリッジ、ランタイム呼び出しの公開面。
サイトwebsite/docs/製品ドキュメント(公開サイト用コンテンツ)。
スクリプトscripts/インストーラ(例: install.sh)やクイックセットアップ。
4 — ランタイムの焦点

runtime/api-server には大規模な app.ts を中心に、ターン処理・メモリ書き戻し・統合(Composio 等)・ワーカー・ブラウザツール橋渡しなどのモジュールが集約されている。ハーネス側は runtime/harnesses にポリシー・ネイティブ Web 検索・ワークスペーススキル等のファイルがまとまり、harness-host が実行時の境界として機能する。

  • メモリとリコール: 埋め込み・マニフェスト・バックフィル系ワーカーなど、長期コンテキストを前提としたファイル群が存在する。
  • セッションとタスク: チェックポイント、TODO、サブエージェント、ターミナルセッションなど「作業の継続性」を支えるコンポーネントが並ぶ。
  • 進化(evolve): スキルレビューやポストラン処理など、エージェント出力を次の行動に変換するパイプラインがコードベース上に配置されている。
5 — デスクトップ(Electron)

desktop/electron 以下にメインプロセス、プリロード、ブラウザペイン(タブ状態・HTTP サービス・インポート等)がまとまっている。Renderer 側は Vite + TypeScript で、ダッシュボード・マーケットプレイス・公開フローなどの UI モジュールが desktop/src に配置される構成になっている。

リポジトリ README の手順では、ルートでデスクトップ依存を入れ、desktop/.env を整えたうえでランタイムのローカル準備と型検査を行い、必要なら開発サーバを起動する流れが案内されている。詳細手順は INSTALL.md および desktop/README.md を正とする。

6 — SDK レイヤー

sdk/app-sdk には Kubb 等で生成された型・React フック・Zod スキーマが大量に含まれ、マーケットプレイスやワークスペース操作の契約が機械可読になっている。sdk/runtime-client はランタイム API への薄いクライアント層、sdk/bridge はデスクトップとランタイムの橋渡し(DB・プレゼンテーション・ターンコンテキスト等)を担う。

7 — クイックスタート

README に記載の公式インストーラ。Git / Node が未導入の場合もスクリプト側で整備する想定になっている。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/holaboss-ai/holaOS/main/scripts/install.sh | bash -s -- --launch

コーディングエージェントへの一括指示

README に掲載の「ワンラインエージェントセットアップ」用テキストは、スクリプト URL と desktop:* npm スクリプトの順序をエージェントに明示する用途。長文はリポジトリの README を参照。

Run the holaOS install script from https://raw.githubusercontent.com/holaboss-ai/holaOS/main/scripts/install.sh. Follow README for desktop:install, env setup, prepare-runtime:local, and typecheck; only start desktop:dev if asked for --launch.
  • GitHub: holaboss-ai/holaOS — ソース・Issue・CI
  • holaos.ai/docs — 製品ドキュメント(環境工学、ワークスペース、メモリ、ハーネス等)
  • Quick Start — 最短でローカル環境を立ち上げる手順
  • Runtime APIs — ワークスペース・ラン・ストリーミング等の運用面