Feynman
The open source AI research agent — built on Pi + alphaXiv
Feynman は、論文・ウェブ・コードリポジトリを横断してエビデンスを収集し、引用付きの再現性ある研究成果物を生成するオープンソース CLI エージェント。 Pi をエージェントランタイムとし、 alphaXiv を論文検索・解析の基盤として使う。 すべての出力はソースに根ざしており、論文・ドキュメント・リポジトリへの直接 URL を含む。
Feynman に調査トピックを渡すと、次の流れで研究成果物を生成する。
$ feynman "what do we know about scaling laws"
→ 論文・Web を検索し、引用付きリサーチブリーフを生成
$ feynman deepresearch "mechanistic interpretability"
→ 並列 Researcher エージェントによる多角的調査、検証・合成まで自動
$ feynman lit "RLHF alternatives"
→ 文献レビュー:コンセンサス・対立点・未解決問題を整理
$ feynman audit 2401.12345
→ 論文の主張と公開コードベースの乖離を監査
$ feynman replicate "chain-of-thought improves math"
→ ローカルまたはクラウド GPU で実験を再現
$ feynman recipe "fine-tune a small model for math reasoning"
→ 論文・データセット・ドキュメント・コードから実装可能な ML 学習レシピをランキング
$ feynman summarize https://example.com/paper.pdf
→ 長い URL / PDF / ローカルファイルを窓読みし、要約を生成
- Evidence over fluency — 流暢な文章より論拠を優先する。
- 観察と推論を分離 — 確認できたことと推論したことを明示的に区別する。
- 不確実性を明示 — 最新文献や不安定な事実に関する問いにはツールを使う。
- 最新情報は Web で確認 — 製品・価格・モデル可用性・ベンチマークは
web_search/fetch_content/get_search_contentを優先する。 - 検証なしに "verified" と言わない — 実際にチェックし、証拠を示せる時だけ使う。
- 成果物ファースト — 読書リスト・監査・実験ログ・草稿など具体的な成果物を届ける。
1 行インストーラが最新のタグ付きリリースを取得し、同梱の Node.js ランタイム付きスタンドアロン・ネイティブバンドルを展開する(開発者が npm 経由で入れる場合と別物)。
curl -fsSL https://feynman.is/install | bash
irm https://feynman.is/install.ps1 | iex
バージョンを固定する場合は末尾に -s -- 0.2.35 のように明示する。npm で既存 Node 環境へ入れる場合は npm install -g @companion-ai/feynman を使い、engines に従い node >= 20.19.0 <25 が必要。
スタンドアロン CLI を新しいバンドルに差し替えるときはインストーラを再実行する。feynman update は Feynman 環境内に入っている Pi パッケージの更新用で、スタンドアロンのランタイムバンドル自体は置き換えない。
ローカルモデルは feynman setup から設定できる。LM Studio は http://localhost:1234/v1、LiteLLM Proxy は http://localhost:4000/v1 を既定にし、Ollama / vLLM は Custom provider (baseUrl + API key) で openai-completions とローカルの /v1 エンドポイントを指定する。
フル CLI が不要でリサーチスキルだけ欲しい場合。skills/ と prompts/、スキルが参照するガイド類を落とすが、ターミナル本体・同梱 Node・認証ストレージ・ Pi パッケージは入らない。
curl -fsSL https://feynman.is/install-skills | bash
irm https://feynman.is/install-skills.ps1 | iex
curl -fsSL https://feynman.is/install-skills | bash -s -- --codex
curl -fsSL https://feynman.is/install-skills | bash -s -- --repo
& ([scriptblock]::Create((irm https://feynman.is/install-skills.ps1))) -Scope Repo
curl -fsSL https://feynman.is/install-skills | bash -s -- --opencode
& ([scriptblock]::Create((irm https://feynman.is/install-skills.ps1))) -Scope OpenCode
node >= 20.19.0 <25。スタンドアロン CLI かスキルのみインストーラなら、マシンに Node を入れなくてよい。
自然言語でも入力できるが、スラッシュコマンドをショートカットとして使える。
| コマンド | 動作 | 出力先 |
|---|---|---|
/deepresearch <topic> |
ソース重視の多エージェント調査。Researcher × N を並列起動し、Verifier → Reviewer で検証。 | outputs/ |
/lit <topic> |
文献レビュー。論文検索からコンセンサス・対立点・未解決問題を整理。 | outputs/ |
/review <artifact> |
査読シミュレーション。深刻度グレードと改訂プランを付与。 | outputs/ |
/audit <item> |
論文と公開コードベースの乖離(ミスマッチ)・再現性リスクを監査。 | outputs/ |
/replicate <paper> |
ローカルまたはクラウド GPU で実験を再現。 | experiments/ |
/recipe <task-or-paper> |
論文・データセット・ドキュメント・コードから実装可能な ML 学習レシピをランキング。Hugging Face Hub でデータセット schema を検証。 | outputs/ |
/compare <topic> |
ソース比較マトリクスを生成。 | outputs/ |
/draft <topic> |
リサーチノートから論文スタイルの草稿を作成。 | papers/ |
/autoresearch <idea> |
自律実験ループ。仮説→実験→検証を繰り返す。 | experiments/ |
/watch <topic> |
定期的なリサーチ監視スケジュールを設定。 | outputs/ |
/outputs |
論文・outputs/・実験・ノートなど、研究成果物を一覧・ブラウズ。 |
対話 UI |
/log |
完了作業・発見・未解決リスク・次アクションをセッションログとして保存。 | notes/ |
/jobs |
実行中プロセス、予約済み watch、失敗したバックグラウンド作業を点検。 | 対話 UI |
/feynman-model |
メイン既定モデル、または researcher / reviewer / writer / verifier のモデル上書きを選ぶ。 |
モデル設定 |
/search / /preview |
過去セッション検索、または Markdown / HTML / PDF 成果物のブラウザプレビュー。 | 検索・表示 |
REPL 内のスラッシュコマンドに加えて、設定・診断・パッケージ更新は CLI コマンドとして切り出されている。
| 領域 | 代表コマンド | 用途 |
|---|---|---|
| 診断 | feynman doctor / feynman status |
設定、認証、Pi ランタイム、プレビュー依存関係を確認する。 |
| モデル | feynman model list / login / set |
OAuth または API キーで provider を追加し、provider/model または provider:model 形式で既定モデルを切り替える。 |
| Web 検索 | feynman search status / set |
auto / perplexity / exa / gemini の検索ルートを確認・設定する。 |
| パッケージ | feynman packages list / install / feynman update |
Pi パッケージや任意 preset を管理する。アプリ本体更新とは別物。 |
| 要約 | feynman summarize <source> |
URL、ローカルファイル、PDF を外部ファイルとして保持し、長文でも窓読みで要約する。 |
すべてのワークフローはトピックからスラッグ(lowercase・ハイフン・フィラーワードなし・最大 5 語)を導出し、同一ラン内のすべてのファイルにプレフィックスとして使う。
outputs/.plans/cloud-sandbox-pricing.md # 実行計画
cloud-sandbox-pricing-research-web.md # Web 調査中間ファイル
cloud-sandbox-pricing-research-papers.md # 論文調査中間ファイル
outputs/.drafts/cloud-sandbox-pricing-draft.md
outputs/cloud-sandbox-pricing.md # 最終成果物
outputs/cloud-sandbox-pricing.provenance.md # 出所記録
Feynman は 4 つのサブエージェントを状況に応じて組み合わせる。Lead Agent が計画・委譲・合成・納品を担い、内部のオーケストレーションはユーザーに見えない。
alpha CLI 経由)
auto ルートで構成できる Web 検索。製品・最新情報・規制・モデルベンチマーク向け。
hf_dataset_info / hf_repo_files / hf_repo_read_file)。/recipe と /replicate で利用。
Hugging Face の private / gated リソースには HF_TOKEN または HUGGINGFACE_HUB_TOKEN を設定する。ツールは read-only で、重い weight や dataset shard のダウンロードは行わない。
Pi スキル(Markdown 命令ファイル)として提供。起動時に ~/.feynman/agent/skills/ へ同期される。
Feynman は研究エージェントの挙動を、同梱の Pi パッケージで拡張している。主な役割は次のとおり。
generative-ui は任意 preset として提供され、macOS でリッチな HTML 風ウィジェットを追加できる。
/deepresearch は Feynman の主力ワークフロー。Lead Agent が以下を順番に実行する。
outputs/.plans/<slug>.md に計画・タスク台帳・検証ログを書く。ユーザーに確認を求める。outputs/.drafts/<slug>-draft.md に保存。<slug>-brief.md を生成。outputs/ または papers/ に保存し、出所記録 .provenance.md を付与。/recipe は「どの論文があるか」ではなく「どのデータセット・手法・ハイパーパラメータ・コードパスを最初に試すべきか」を答える。各候補は result-to-recipe リンク(ベンチマーク結果 → 再現レシピ)で整理し、検証状態は verified / unverified / blocked / inferred で明示する。
| 成果物 | 内容 |
|---|---|
outputs/.plans/<slug>-recipe.md | ターゲットタスク、候補ソース種別、検証制約、タスク台帳 |
outputs/.drafts/<slug>-recipe-research.md | 調査中間ファイル(論文・Hub・コードの根拠) |
outputs/<slug>-recipe.md | 推奨レシピ、ランキング表、データセット注記、実装手順、既知ギャップ |
outputs/<slug>-recipe.provenance.md | 参照ソース、採用/却下、検証状態、成果物パス |
clarify: false, async: true でサブエージェントを非同期起動できる。非同期 ID と subagent_status で進捗確認が可能。
- GitHub: companion-inc/feynman — ソースリポジトリ
- Feynman ドキュメント — 公式ドキュメント
- feynman.is — 公式サイト
- Pi(エージェントランタイム) — 基盤ランタイム
- alphaXiv — 論文検索・解析基盤