agentmemory
コーディングエージェント向け永続メモリ — MCP・フック・REST の単一サーバ
agentmemory は、セッションをまたいで設計・バグ・好みを再説明しなくてよいように、エージェントの行動を観測して圧縮・索引化し、次回のプロンプトに必要な文脈だけを注入する層だ。CLAUDE.md や .cursorrules のような短い静的メモとは別物で、検索可能な長期記憶とライフサイクル(remember / forget / 監査)を扱う。
正典は上流 github.com/rohitg00/agentmemory の README.md と DESIGN.md。REST は README の表記どおり 104 エンドポイント規模。npm は @agentmemory/agentmemory。
README では iii エンジン上に実装されていると明記されている。知識グラフ・信頼度スコア・ライフサイクル・ハイブリッド検索といったコンセプトは、公開されている設計ドキュメント(gist 上の LLM Wiki 拡張パターン)をコードに落としたもの、という位置づけだ。
src/functions/* の詳細は上流ドキュメントとソースを参照する。
| 領域 | 内容(README・構成から要約) |
|---|---|
| 記憶コア | 観測・圧縮・ベクトル/BM25 ハイブリッド検索・時系列グラフ・保持ポリシー |
| エージェント I/O | MCP サーバ、セッション用フック、スタンドアロン MCP と本体サーバのプロキシ連携 |
| 可視化 | ローカルビューア(src/viewer)、iii Console 連携用アセット |
| 統合 | integrations/ 配下に OpenClaw・Hermes・pi・ファイルウォッチャー等 |
| 品質 | benchmark/ に LongMemEval・スケール・品質レポート、多数の test/*.test.ts |
README のクイックスタートは単一コマンドからサーバを立ち上げる形だ。
npx @agentmemory/agentmemory
- Claude Code: 複数のライフサイクルフックと MCP・スキル(remember / recall / forget 等)を同梱する想定。
- その他エージェント: Cursor・Gemini CLI・Codex・OpenCode・Cline など、MCP または REST を喋れるクライアントを README の表で列挙。
- スタンドアロン MCP: v0.9 以降、実行中サーバへのプロキシでフックとビューアの整合を取る、というリリースノート上の変更がある。
製品サイト agent-memory.dev や、ファイルシステム連携パッケージ @agentmemory/fs-watcher は CHANGELOG / README で案内されている。詳細は上流の該当セクションを参照。
リポジトリ全体を一度に追わず、目的に応じて深さを足す。下表は上流のディレクトリ走査で整理した優先度だ。
| 優先度 | 参照先 | 目的 |
|---|---|---|
| 1 | ディレクトリ構成 | パッケージ境界(src/・plugin/・integrations/・benchmark/ など)の把握 |
| 2 | README.md | 対応エージェント・クイックスタート・ベンチ指標 |
| 3 | エントリ(src/index.ts・src/cli.ts・src/mcp/server.ts など) | 起動経路と MCP 面の実装位置 |
| 4–6 | integrations/*・plugin/・benchmark/*.md・website/ など | 特定連携・スキル梱包・ベンチレポート・マーケサイトのどれを深掘りするか決まったときだけ |
エディタで一気に開くとノイズになりやすい。ベンチ結果 JSON やビューアの静的 HTML は、通常の「挙動理解」よりレポート生成・UI 確認の文脈で触るとよい。
| パス(上流リポジトリのルートから) | 行数目安 | メモ |
|---|---|---|
benchmark/data/longmemeval_results_hybrid.json | 約 12,490 | LongMemEval 系の結果データ |
benchmark/data/longmemeval_results_bm25.json | 約 12,490 | BM25 フォールバック比較用データ |
src/viewer/index.html | 約 3,759 | ローカルビューアの静的 UI |
src/triggers/api.ts | 約 2,625 | トリガ API 面 |
src/mcp/server.ts | 約 1,693 | MCP サーバの中心実装 |
.github/security-advisories/ に個別の脆弱性・ハードニング記事が置かれている(ビューア XSS、デフォルトバインド、メッシュ未認証、エクスポートのパストラバーサル等)。運用前に該当番号を読み、バインドアドレス・認証・エクスポートパスを制限すること。
- GitHub: rohitg00/agentmemory — ソース・Issue・CI
- npm: @agentmemory/agentmemory
- iii-hq/iii — 下層エンジン
- agent-memory.dev — ランディング(README 記載)
- ベンチマーク: 上流リポジトリの
benchmark/以下の Markdown